コピー機や複合機はリース契約が終了した後に、再リース契約を結ぶことができます。 再リース契約にはいくつかのメリットとデメリットがあるので、リース契約終了後に再リース契約を結ぶべきかよく考える必要があります。 今回は再リースについて紹介します。

再リースの仕組みについて

再リースとは?

再リースとは、リース契約満了後に継続して同じコピー機や複合機をレンタルする契約です。簡単に言えばリースの延長契約のような内容で、多くの販売店が再リースを設けています。「長期にわたって使用した複合機をそのまま使いたい」と希望する方に、おすすめのサービスです。また、再リースではリース料金が安く設定されているなどのメリットがあります。

再リースの契約期間について

再リースの契約は1年単位で更新を行います。忙しい方であれば、とりあえず再リース契約を結び、1年間の間に新しい複合機の購入や設置をゆっくりと進めるのもおすすめです。

再リースのメリットとデメリット

メリット①:コストを抑えられる

再リースの利用料金は、再リース前に支払っていたリース料金の約1ヶ月分に設定される場合が多いです。1ヶ月分で1年間の延長契約が結べることになります。

メリット②:機種変更がしやすい

再リースの契約期間は1年単位なので、機種変更がしやすいのもメリットの1つです。ただし、再リース契約時に先払いしている料金は返金されないのでご注意ください。

メリット③:手間がかからない

再リースなら、搬入や搬出、パソコンやインターネットとの接続設定など、新たに導入する際の手間を省くことができます。使い慣れているコピー機や複合機で問題ない場合は、そのまま延長して使用するのも一つの手です。

デメリット①:部品の生産終了によりメンテナンスが受けられなくなることも

長く使い続けるほど、使用中の機種本体や部品が生産終了してしまうリスクが高まります。メーカー側では生産終了後も6年間部品を保持していますが、最初にリースした時点で生産終了間近の値下がりした機種を導入していた場合は注意が必要です。
※保持する期間はメーカーによって異なる場合があります。

デメリット②:故障のリスク

長くコピー機や複合機を使い続けるほど、故障のリスクは高まります。コピー機・複合機の法定耐用年数は5年に設定されています。

まとめ

再リースは、新たにコピー機や複合機を購入する際にかかる手間がかからなかったり、リース費用が再リース前に支払っていたリース料金約1ヶ月分で済むなどのメリットがあります。一方で機器本体の劣化などのデメリットもあるため、再リースを利用する際にはデメリットについても把握しておきましょう。