コピー機・複合機はトナーカートリッジがなければ印刷することができません。トナーカートリッジと一口に言ってもさまざまな種類があるため、安価で購入できる再生トナーカートリッジの使用を検討したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、当記事では、再生トナーカートリッジについて詳しく解説していきます。

コピー機のトナーカートリッジの種類

トナーカートリッジとは、粉末状のインクのことを示します。

液状のインクで印刷を行うインクカートリッジと比べると、高速で印刷することが可能で、大量印刷に適したカートリッジです。

コピー機のトナーカートリッジには、さまざまな種類がありますが、当記事では、以下の5種類を解説します。

純正品|トナーカートリッジの種類①

「純正品」は、純正メーカーが販売している正規のトナーカートリッジのことです。

正規品であるため、他のトナーカートリッジと比べると価格は高くなることが多いですが、品質が安定しており、製品の不具合が少ないことが魅力です。

また、万が一不具合があっても、メーカーのサポートを受けることができるため、コストを最小限に抑えることができます。

なお一般的なカウンター保守契約を受けている場合は、純正品のトナーカートリッジが販売店から送られてきます。なのでこれ以降紹介するトナーカートリッジは、保守契約を結んでいないお客様が直接トナーカートリッジを購入する可能性があるものになります。

海外純正品|トナーカートリッジの種類②

「海外純正品」とは、純正メーカーが海外向けに販売しているトナーカートリッジを、逆輸入した製品のことを示しています。

海外から輸入されていますが、純正メーカーが製造しているトナーカートリッジであるため、品質は純正品と大差ありません。純正品よりも安い価格で、高性能の製品を使うことができます。

一方で、海外純正品は海外の環境に合わせて製造された製品であり、日本国内で使用することを推奨しているわけではないため、メーカーのサポートが受けられない可能性もあります。

汎用品|トナーカートリッジの種類③

「汎用品」とは、OEM製品とも呼ばれ、海外純正品に加工を施した製品のことです。

コピー機には、異なる会社から、同じ機能を持ったプリンターがOEM製品として販売されることがあります。このようなOEM製品を対象として、海外調達でトナーカートリッジを安く仕入れ、ICチップを取り付けるなどしてOEM製品に適用させた製品が汎用品と呼ばれています。

トナーカートリッジ本体は海外純正品を使うことが多いため、純正品と同じ品質を持ちます。しかし、加工するICチップが非純正品であったり、箱や保証書が無かったりと純正品とは条件が異なるため、純正メーカーのサポートを受けることは厳しい場合が多く見られます。

不具合やトラブルがあった場合は、純正メーカーではなく、販売店と連絡を取って対応してもらう必要があります。

再生品|トナーカートリッジの種類④

「再生品」とは、再生トナーカートリッジのことで、一度使用したトナーカートリッジを回収・分解・洗浄・検査し、再度使えるようにした製品のことです。

一般的に、再生トナーカートリッジ専門の製造業者が、使用済みのトナーカートリッジを回収して、再度使えるように製造します。

再生品は、トナーパウダー・消耗品パーツの品質、分解・清掃・組み立ての技術、検品の丁寧さによって、品質に差が生じます。製造業者によって、品質に差が生まれてしまうため、信頼できる製造業者の再生トナーカートリッジを選ぶことが大切です。

互換品|トナーカートリッジの種類⑤

互換品とは、製造メーカーとは別の会社が製造した格安のトナーカートリッジのことです。主に中国などのアジアの会社が製造しています。

互換品は格安ではあるものの、品質は製造業者によって多岐にわたり、質が良くないものもあります。互換品を製造している製造業者の中には、品質保証認証を取得し高度な技術で製造を行っている会社もあるため、これらの認証基準を参考に品質を判断して使用することが重要です。

再生トナーカートリッジを選ぶポイント

ここからはカウンター保守契約を受けていないため、直接再生トナーカートリッジを購入するお客様向けに、再生トナーカートリッジの選び方を紹介します。当記事では、以下の3つのポイントを解説します。

・品質保証マークの有無
・国産であるか
・保証の有無

品質保証マークの有無|再生トナーカートリッジを選ぶ方法①

品質保証マークが付いている再生トナーカートリッジは、基準を満たした製品であるため、高品質であると言えます。

品質保証マークの一例として、

・国際品質規格取得工場で製造された製品にのみ与えられる「STMC認証」
・日本カートリッジリサイクル工業会が制定した環境と品質の管理基準である「E&Q(ECO&QUALITY)」
・顧客が求める製品やサービスを継続的に提供・改善するための仕組みについて定めている「ISO9001」

などがあります。

特に「STMC認証」「E&Q(ECO&QUALITY)」では、印字品質や枚数についても定められており、コピーの性能に特化した品質保証マークと言えます。

これらの品質保証マークの有無は、良質な再生トナーカートリッジを選ぶための参考指標となります。

国産であるか|再生トナーカートリッジを選ぶ方法②

国産のトナーは、発色がよく、きれいに印刷することができます。

国産の再生トナーカートリッジであれば、純正品と遜色ないとも言われています。一般的な目的で利用する場合は、国産の再生トナーカートリッジの使用がおすすめです。

保証の有無|再生トナーカートリッジを選ぶ方法③

再生トナーカートリッジを使用してコピー機が故障した場合、純正メーカーからの保証はありません。

万が一のことを考え、販売店の本体保証や返金保証が付いている再生トナーカートリッジを選びましょう。

価格や性能だけではなく、販売店のサポート体制も重要な判断基準です。

まとめ

この記事では、コピー機の再生トナーカートリッジの種類や選ぶポイントについて解説しました。再生トナーカートリッジにはさまざまな種類があり、種類によって特徴やサポート内容が異なるため、それぞれのコピー機に適したトナーカートリッジを選ぶことが大切です。

コピー機屋さん.comでは、コピー機に関するご相談を受け付けています。再生トナーカートリッジなど、コピー機に関することでお困りごとがあれば、コピー機屋さん.comまでお気軽にご相談ください。